太陽光発電システムを設置した場合の経済的なメリットについて。

太陽光発電 をあなたの自宅に設置した場合の経済的なメリットについて考えてみましょう。

電力会社に支払う電気料金は以下のようになります。
・買電のみ (通常)
・買電 - 売電 (太陽光発電)

通常、電力は電力会社から買うので、買電のみになります。

太陽光発電を設置した場合は、買電と売電の差になります。買電のほうが多ければ電気料金を支払うことになり、逆に売電のほうが多ければ差額を受け取れます。

太陽光発電は、昼間は発電量が多く、電気が余れば売電できます。もし電気が足りなくなったら、昼間でも買電することができます。

夜間は発電できないため、すべて買電することになります。

しかし、太陽光発電の経済的なメリットは、単純に買電と売電だけで計算することはできません。家庭で使うエネルギー全体で考える必要があります。

何故なら、家庭で使うエネルギーは、電気だけではないからです。もし他のエネルギー分を、太陽光発電で生み出した電気で補うことができれば、さらに経済的なメリットは大きくなります。

一般的な家庭で使うエネルギーには、電気、ガス、灯油があります。

電気は照明や電化製品に使われています。ガスは料理に使うガスコンロや、湯沸かし器に使われます。灯油でボイラーを動かして、お湯を沸かす家庭もあります。灯油は暖房にも使われています。

太陽光発電で削減できるのは、電気の部分だけです。

例えば、毎月電気代が 8,000円で、ガス代と灯油代合わせて 6,000円使っている家庭があるとします。この場合、太陽光発電で削減できるのは、8,000円の範囲内です。

でも、ガスや灯油で使っているエネルギーの多くは、電気に置き換えることができます。もしすべて電気に出来れば、削減できる範囲が大きくなります。

そのため、太陽光発電のメリットを最大限に得るためには、オール電化(エコキュートや IHクッキングヒーター)を検討する必要があります。

しかもオール電化にすれば、電力会社との契約で、電気料金を安くできるメリットがあります。

それでは、オール電化にした場合の、太陽光発電の経済的なメリットを考えてみましょう。

現在の電気料金の計算
15,000円 × 12ヶ月 = 180,000円/年
18,000円 × 12ヶ月 = 216,000円/年
20,000円 × 12ヶ月 = 240,000円/年

単純計算ですが、電気料金が毎月15,000円だとしても、年間では 18万円も支払っていることになります。十年間だと、なんと180万円になります。予想以上に多いと思います。

家庭で使う電気をすべて自給できれば、電気代はタダになります。しかし現実には、全てを太陽光発電でまかなえるわけではありません。

例えば「3.78kw」規模の太陽光発電システム(2,460,000円)を設置した場合、年間発電量は、およそ「3780kWh/年」となります。
3.78kw × 1,000倍 = 3780kWh/年

この発電量は、標準的な 4人家族の年間の電力使用量より、少しだけ多い値です。計算上は自給できることになるので、電気代がタダになります。

でも「最適な条件」で設置した場合の発電量なので、天候が悪ければ、発電量が少なくなります。

また各家庭のライフスタイルによっても、電力使用量は増減します。さらにオール電化にすると、電力使用量が増えます。

したがって、電力を全て自給するというよりは、「節約するため」という意識で導入したほうが失敗しないと思います。

太陽光発電を導入したことにより、年間9万円節約できるなら、10年で90万円、20年で180万円節約ということになります。

太陽光発電システムとオール電化の費用を合計すると、300万円以上必要なので、電気代として回収するには、かなり時間がかかります。

しかし、電化製品を電気料金の安い時間帯に使用するなど、ライフスタイルを見直し、常に省エネを心がけることで、節約できる金額は増えます。節約した分は多く売電できます。

すると回収までの時間は短縮されます。

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