まず、太陽電池パネルを製造している日本国内のメーカーには、シャープや京セラをはじめ、三洋電機、三菱電機など、他にも数社あります。
市販されている太陽電池の種類は、主に結晶系シリコンとアモルファスシリコンです。
太陽電池パネルの性能は、各社ほとんど同じくらいだといわれています。
太陽電池は、定格出力によって、いろんな価格があります。同じくらいの定格出力でも、各社で価格が異なります。
屋根の面積が狭い場合は、同じサイズでも、定格出力の高いタイプを選ぶと、小面積で設置できます。すると全体の重量が軽くて済むので、屋根への負担も少なくなります。
また、設置する場所によっても、様々な形の太陽電池パネルが用意されています。
例えば、住宅に設置する場合の多くは、屋根に取り付けることになりますが、日本の住宅の屋根の形状には、いろんな形状があります。
・切り妻
ごく一般的な三角屋根です。切り妻は屋根の一面が広く、ある程度の角度があるので、太陽電池パネルが設置しやすい形状です。
・陸屋根
平面な屋根です。屋根が平らなので、架台を使って、太陽電池パネルに角度をつける必要があります。
・寄せ棟
多面の屋根です。屋根の一面だけでは、十分な面積が無い時は、太陽電池パネルをいくつかの面に分けて取り付けます。
このように屋根の形状が様々なので、太陽電池パネルが四角形だけでは、面積を有効に活用できない場合があります。そのため、いろんな形のパネルが用意されています。
・一般的な四角形のパネル(モジュール)
・三角形のパネル(モジュール)
三角形の太陽電池パネルは、寄せ棟の屋根でも、面積を有効に利用することができます。