その欠点を、他の発電で補うのが、ハイブリッド発電です。
ハイブリッド発電とは、2種類以上の発電を組み合わせて行なう発電のことです。太陽光、風力、水力、バイオマスなどのいくつかを組み合わせることで、それぞれの長所で欠点を補いつつ、安定した発電ができます。
太陽光発電と風力発電の組み合わせは一般的で、ハイブリッド発電システムとして、商品化されています。
太陽光と風力を組み合わせた場合のメリットは以下の通りです。
・昼間に天気が良くて、風があれば、両方で発電できる
・無風の昼間でも、太陽光で発電できる
・夜間は風力で発電できる
天気が悪い日は、風が強いことが多いので、太陽光発電の欠点を、風力発電で上手く補うことができます。
ただ、天気が悪く風が弱い条件では、発電することができません。そこで独立系では、バッテリーなどと組み合わせて、充電して利用することが多いです。
・太陽光発電62W 風力発電400W
・太陽光発電70W 風力発電200W
・太陽光発電50W 風力発電50Wh/日
↑移動しやすいタイプです。
太陽光発電と風力発電のハイブリッド発電システムは、災害時の非常用電源としても期待されています。中には、組み立てが簡単で、移動できるタイプもあります。